本「モンスター」百田尚樹著

11月 24th, 2017

友だちから借りて読んだ「モンスター
すごく分厚くて長い単行本だったけど、先が気になって一気に読んでしまいました

田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆…彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜くいものでした
周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々…思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げます
そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念でした

以前「ヘルタースケルター」という映画を見て、美容整形って怖いなと思いましたが、今回はさらに強くなってしまいました
私も容姿にはあれこれ不満があって、ここがああだったら…と思うことは多々ありますが、美容整形に手を出すことはないだろうなと思っています
なにしろお金がかかるし、怖いし痛いし、一度手術してそれで終了というわけには行かないっぽいし、一生つきまとってくるわけで、美容整形したことが後々別の形で自分を苦しめることになりそうだし、考えれば考えるほど恐ろしくなります
今はプチ整形といって、気軽にできる整形もあるみたいだけど、それすらもやりたいとは思っておらず、私には縁のないものなんだけど、でもどういうものなのか関心はあったりもして、興味深く読みました
昔「ビューティーコロシアム」という番組で、自分の容姿にコンプレックスがあって自分に自信が持てない人の人生を変えるために美容整形をするというのを見ましたが、そういう事情がある人が美容整形を受けるのはいいのかもしれないとは思っています
そう考えると未帆が美容整形を受けるのは自然な流れだったのかもしれません

未帆のすごいところは、何と言っても意志の強いところ
よくも悪くも貫き通すところが本当にすごい
ダイエットにしても美容整形にしても節約にしても徹底的にやるところは正直うらやましいなと思いました
この強い意志は、もしかしたら容姿にコンプレックスがあったからこそ手に入れたものなのかもしれませんが、未帆は頭もいいし、努力家だし、もっと別の人生もあったんじゃないかなあと思ってしまったりもします
「怖い人」と言ってしまえばそれまでだけど、やっぱり根本は人から愛されたかったということに尽きるのかもしれません
親や兄弟、友だち、そして異性からも敬遠されてしまったことが、未帆をここまで追い詰めたと言える気がします

未帆は整形費用を稼ぐため、体を売る仕事をしますが、こちらもまた自分には縁のない仕事と思いながらも興味深くて、「いろんな種類があるんだなあ」と知りました
でもこれもまた未帆の命をもおびやかすことにつながっていて、不特定多数の男性と関係を持ち続けることの怖さを感じました
女性がひとりでそれなりにお金を稼ぐにはこれしかないのかもしれないでしょうけれど、代償は大きいです
何よりも自分を傷つけてしまう気がしまうし、一度足を踏み入れてしまうと抜け出せなくなってしまいそうだし、怖い世界だなと思いました
未帆は自分の目的を達成するためだと割り切ってやっていて、それもある意味すごいなと…
単にお金を稼ぐだけでなく、いろんなことをきっちり考えながらやっている
見た目だけ美しくなるのではなく、話し方・表情の取り方・知識などなど、あらゆることを身につけていく未帆の努力には脱帽する気がしました

一方で、美貌にこだわりながらも、そこに惹かれて言い寄ってくる男たちを未帆は冷たく受け止めているところが矛盾しているなと感じました
男性の反応がベタすぎて「こいつもか」と思う未帆がちょっと面白かった
いちばんかっこよかったのは、未帆の過去の顔や健康状態も知っていながら未帆に一緒に来ないかと言ったソープのオーナーだった人かな?
この人と一緒に行けば未帆はしあわせになれたのかも…でもこれまでやってきたことは全部捨てていかなくちゃならないわけだから、未帆にはそれはできなかったのかもしれませんが…

最後はあっけなくて「うーん」と思ったけれど、読み応えのあるお話でした

ピンドット柄白コーデュロイのパジャマ140サイズ

10月 12th, 2017

去年の今頃作った娘のパジャマです

生地は黒のピンドット柄白の細コーデュロイ
パジャマでコーデュロイってありなのかな?と思ったんだけど、あったかそうだからいいかなと作ってみました

黒ドット柄なのですが…ネイビーのボタンを合わせたらドット柄もネイビーに見えるから不思議

これだけだとなんだか淋しくて、ポケットにネイビーのラインを入れてみました
ぐっとおしゃれになった気がします

パジャマはもう何着も作っていて、簡単にできるんだけど、上下あるし、布もけっこういるし、型紙もでかいし、やり出すまでに時間がかかるのよね
息子のパジャマも冬用も夏用もつんつるてんになっているので、早いところ作らねば…

ネイビーのテーブルウェアセット

10月 10th, 2017

我が家のダイニングテーブルは、娘が生まれた年に買ったもの…傷も汚れもいっぱい

買い換えたいのはやまやまですが…まだまだ傷も汚れも付けそうな人がいるので、もうちょっと頑張って使おうかということになりました

でも、人が来たときなどちょっと恥ずかしいので、このテーブルを隠せるようなテーブルウェアセットを作成しました♪

テーブルクロスはネイビーの無地、テーブルクロスとテーブルランナーは白地にネイビーの植物柄という北欧っぽい生地にしました

テーブルランナーは生地が余ったので作ってみましたが、なかなかいい感じ♪
おやつのときとかお茶くらいのときとかによさそうです

調子にのった私は、トレイマットとコースターも作りました
普段使い用ではなく、来客用です

こういうのそろってると便利です

昨年の娘の誕生日にはさっそく使ってみました
料理も映えていい感じです
でも息子がラザニアをこぼしてテーブルクロスには油シミができちゃった
でもネイビーだからそれほど目立たず…こういう事態も予測していたので汚れの目立たないネイビーにしたのよね

息子が中学生くらいになったらダイニングセットを買い換えたいものです

ネイビーの鳥柄通学バッグ

10月 6th, 2017

ずいぶん前に作った通学バッグです

生地はネイビーに白い鳥の柄
娘が選びました

内側はネイビーチェック
内ポケットを付けました

バッグがガバッと開かないようにホックを付けました

以前作った蝶柄の通学バッグも気に入っていたけれど、こっちのほうが上手にできた気がします
大きさは横40x縦30xマチ10cmくらい
持ち手はもうちょっと長くしてあげてもよかったかな?

娘は今年中学生に上がり、バッグ類はすべて指定になったのでこのバッグもお役ご免…と思いきや、今は塾用のバッグとして使われています
けっこう丈夫に作ったので、中学生のあいだは使ってもらえるとうれしいです

黒無地細コーデュロイのゴムスカート150サイズ

9月 30th, 2017

昨年の冬ごろ作ったゴムスカートです
忙しくてなかなか作ってあげられないので、簡単にできるスカートを…と思ってちゃちゃっと仕上げました

生地は細コーデュロイの黒
黒無地のスカートはひとつあると合わせやすいかなと思って作りました

あんまりシンプルすぎるので、バテンレースを縫い付けましたが…よかったのか悪かったのか

布が足りなかったのもあってウエスト部分はハギレのリバティ生地を使用
鬼のようにギャザーが寄ってます
ウエスト部分は少しでもガサを減らしたいので、綿ローンなどの薄手布がいいかな

パターンはPattern Labelの「パターンレーベルの子供服ソーイングStyle Book」のゴムスカートです
ゴムスカートってすごくシンプルな作りだけど、だからこそ難しい気がします
こういうものこそちゃんとしたパターンのほうがいいんだろうな

ドット柄のマスクいろいろ

9月 29th, 2017

いつぞやに作ったドット柄のマスクです

ふだんはマスクはハギレで作ることが多いんだけど、今回はちゃんと選んで買って作成
色がそろってすごくかわいくてきれいで出来上がりをしげしげと眺めてしまった

これだけ作れば当分持つだろうと思っていたのだけど、プレゼントしたり子ども用に下ろしたりしてあっという間になくなってしまいました
まあそのために作ったんですが…

20cm買うと2つできるので、ひとつ当たり60円弱です
ゴム代を入れても70円はかからない
簡単だしマスクは手作りに限ります♪

プールタオル

9月 22nd, 2017

今年の夏作成したプールタオルです
息子用と娘用とふたつ作りました

柄はブルー系ドット柄とブラウン系ドット柄
なかなか「これ!!」というタオル地がなくて、かなり妥協した柄です

ブラウン系のほうにはブラウン地のバイアステープで処理
プラスナを使いました

ブルー系のほうはブルーのギンガムチェック地で処理
こっちのほうが「夏!!」ってかんじがします

これまで使っていたプールタオル、娘が小学1年生のときに作ったものでした
色も褪せて、丈もすごく短くなって、「着替えるときに恥ずかしい」と言われてあわてて長めのプールタオルを作成
そりゃそうだ、娘はもう中1です(笑)
丈は100cmもあるので、これなら大丈夫なはず

作るのはそれほどたいへんではないのだけど、タオル地がなかなか見つからないのが難点
けっこう薄いんですよね、これ…もうちょっと厚みがあって、無地ではないタオル地がいいんだけど、あっても幅がせまかったり、子どもっぽい柄だったり、なかなか「これこれ!!」というのがなかった
次回作るのは、たぶん孫用なので、それまでにかわいいのを見つけときたいものです

ドラマ「午前3時の無法地帯」

9月 19th, 2017

映画かと思ってレンタルして見ましたが、ドラマでした

午前3時の無法地帯

イラストレーターを夢見て就職したデザイン会社で、パチンコ店向けのPOPデザインをこなすばかりの日々を送る主人公の七瀬ももこが、仕事や恋に奮闘する姿を描くお話です

ショートカットの女性が気になって、それで目に止まったドラマだったので、ストーリーとかは全然わからないまま見ました
個人的には、自分と同じような仕事ジャンルだったので、なんとなく親近感が湧きましたが…この業界にはありがちな過酷な労働状況に「私には無理だな」と思ってしまったわ…
帰れる時間が明け方とか、残業するのが当たり前とか、労働基準監督署から営業停止処分を受けそうなことが当然のごとくまかり通っていて、とてもじゃないけど子どもがいたらやってけない仕事だなと…
自分の人生を仕事に捧げるか、自分の人生のために仕事をするか…そんな美学を求められるほど現実は甘くはないし、理不尽なことはいっぱいあるのが現状なんだよなあと実感してしまいました

そんな中でもやりがいとか仕事の意義とか、そういうものを感じて成長していくものなんだろうな
ももこもどんどんたくましくなっていって頼もしい存在になっていって、そのへんは見ていて「うんうん、立派になった♪」と思えたのだけど…ももこの恋愛があまりにもズルズルすぎて、きっと私みたいに恋にも愛にも無縁になってしまった人から見たら、恋愛すべてが軽々しいものに見えてしまうんだが、そんなに流されすぎちゃダメだよ〜と思いながら見てしまいました
でも10代&20代の恋愛感なんてこんなものだったよなあ
私もこんなもんだったんだろうなあ
ちょっとしたことで一喜一憂して、そんな理由で選んじゃダメでしょってことで大切なこと選んじゃったり…
それもひとつの経験なんだろうけれども、見ているとハラハラしてしまう(笑)

ドラマとは知らずに見たので、なんだかダラダラと長い展開だなあと思ってしまったけれど、まあまあおもしろかったです
通路にいろんな人が出てきて、いきなり演劇みたいなかんじのシーンが始まって、恋愛バトルみたいになるところは思わず「フフフッ」と吹いてしまいました
私は恋愛ってあんまりおおっぴらにあれこれ話すほうじゃないので、オープンすぎると「いいのか??」と思ってしまうんだよね
でも、おもしろいのならいいかなと♪

それにしても味のある男優さんが多かったな〜
こんなかっこいい人たちばかりがいる会社なんてそうないはず…ってドラマだもんね

映画「ショート・ターム」

9月 16th, 2017

いつも映画を勧めてくれる人から勧められた映画「ショート・ターム

問題を抱える子供のためのグループホーム「ショートターム12」で働くグレイス
グレイスは、新入りのジェイデンという少女を担当することになります
グレイスは施設の同僚メイソンと付き合っていましたが、ある日、妊娠していることが判明します
そんな中、グレイスはジェイデンが父親に虐待されていたことに気付きます

淡々とした雰囲気の映画でした
日本にもこういう施設はあるんだろうけれど、やっぱりアメリカのほうが多そうです
さまざまな理由で親から離れてこういう施設で暮らす子どもたちはいったいどんな心境なんだろうと思うと、心が痛みます

こういった施設だと、ニコニコして「私はあなたを心から愛しているんだよ」という雰囲気で包み込んでくれるスタッフを想像しがちだけど、グレイスはそういうんじゃなくて、わりと淡々とした雰囲気で子どもたちに接していて、でも本当に子どもたちのことを心配しているのがわかって、それは子どもたちにもしっかりと伝わっていて、ほんとうの思いやりってこういうことなんだよなあと感じました

グレイス自身も父親から受けた虐待に苦しめられていました
しつけと称して暴力的な虐待が行われるのは日本でもよく聞くことだけれど、性的虐待となると、ちょっと信じられない気持ちになります
それとも、公にならないだけで日本にも親から性的虐待を受けている子どもはたくさんいるんでしょうか
人の親として、子どもに対してそういうことをする心理はほんとわからないけれど、そういう親もまた何か心に傷を負っているということなのかも…
ふつうの虐待も子どもに大きな心の傷を与えますが、性的虐待は何とも言えない深くえぐれた傷のように思います
そういう体験から本当に立ち直ることなんてできなくなってしまうんじゃないかな?

グレイスは自分が妊娠したことで過去の父親からの性的虐待を思い出してしまったのだと思います
親子って完全に血が繋がっているから、離れるに離れられないところがあると思う
自分と似ているところもたくさんあるし、親が離婚しても親子の縁は切れない・関係はなくならないわけで、でもそれがさまざまな問題を引き起こしているのかもしれません
親からの性的虐待を人に話すこと自体やっぱり無理があるのかも…
となると、自分ひとりで抱え込んでしまうことになります
グレイスもそんな感じだったのでしょう
一筋縄では行かないかもしれないけれど、しあわせな出産をして、メイソンと乗り越えていってほしいと願わずにはいられません

この映画は、何かを解決しようとか、みんなしあわせになろうとか、虐待をなくそうとか、そういう「感動」を求めていないところが自然だなと思いました
もちろんみんながみんなハッピーになれるのならそれに越したことはないけれど、残念ながらみんながしあわせになり、虐待がなくなり…というのはなかなか難しいです
そういう状態にあることを受け止めつつ、その子その子の気持ちに向き合うグレイスの姿がとても自然だなと感じました

映画「きいろいゾウ」

9月 15th, 2017

だいぶ前の映画ですが、最近やっと見ました

周囲の生き物たちの声が聞こえる能力を持つ天真爛漫な妻の“ツマ”こと妻利愛子(宮崎あおい)と、背中に入れ墨のある売れない小説家・“ムコ”こと無辜歩(向井理)は、出会ってからたちまち結婚します
二人とも互いに言えない秘密を抱えていましたが、至って平穏な日常を送っていました
そんなある日、ムコに差出人不明の手紙が届いたことから、二人の関係にさざ波が立ち始めます

宮崎あおいさんのイメージがそのままという感じのする映画でした
天然というか、飾らないというか、少女のような雰囲気のツマ役はぴったりです
はじめはツマに聞こえる周囲の生き物たちの声が何なのかよくわからず、なんだかへんてこな映画だなあと思いながら見ていました

お金がないながらも育てた野菜などで豊かに生きているツマとムコの生活が素敵だなあと感じます
こんなふうなゆとりって今はなかなか持てないんだよね…

ムコの秘密って、そんなにすごい秘密かな?と思ってしまったんだけど、不倫とかそういうんじゃなくて、一方的な思いだったとしても、それってツマにとっては大きな裏切りなんだろうな…そういう純真な気持ちを忘れてしまってる私(笑)

正直、この「宮崎あおい」ワールド満載の映画には、心から共感できずに終わってしまった…
こういうの好きな人にはたまらない映画なんだとは思います